鋼鉄製のコンテナをベースにした、比較的新しい建築工法でつくられた建物です。主な構造物はJIS鋼材で出来た梁と柱のフレームで、重量鉄骨造のカテゴリーに分類される丈夫な建物です。ベースとなるコンテナのサイズは、海上輸送用コンテナと同様に決まっており、建造物なのに輸送が容易という特長を持っています。また、素材表面の被膜である塗装面のメンテナンスを行うことで劣化が非常に少なく、法定耐用年数が木造建築よりも長い、長寿命な建物でもあります。内装・設備の仕上げ、複数コンテナの連結など、設計の自由度が高く、住宅・店舗・医療施設など、さまざまな用途に利用することができます。
【POINT】
◎日本の厳しい建築基準法に適合する、JIS鋼材で作られた鉄の建物。
◎建物なのに、輸送が可能。
◎ベースとなるコンテナ1つのサイズは決まっている。
◎住宅・店舗・医療施設など、多用途に利用できる。