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コンテナ建築入門

2023.12.16

コンテナ建築に必要な工事【地盤調査とは】。

必要な工事

新しい土地にコンテナ建築を建てる場合には、地盤の調査が必要です。一般的には、これら3つの調査が必要です。「地盤調査・埋没調査・近隣家屋調査」などです。
【地盤調査】
建築物の基礎となる土地の土質・強度・地下水位などを調べる調査です。地盤調査は建物の基礎工事を安全に進めるために必要な調査で、この調査によって施行方法を検討することになります。
【ボーリング調査】
地盤調査ではボーリングマシンを使って基礎となる地盤の層を調べます。土地に深い穴を掘り、掘った穴から土を採集し調査・判定をします。
【埋没調査】
土の中に何が埋まっているかを調べる調査です。埋没調査では、「配管の場所・地中障害物・遺跡・文化財」などを調査します。配管は水道管やガス管などで、地中障害物は過去の建造物の基礎の残り(コンクリート、杭など)です。また土地によっては遺跡や文化財が発見されることもあります。これらの場所や有無によって、工事作業に影響が出るため事前に調べる必要があります。
【近隣家屋調査】
建物を建てる予定の土地の周りにある近隣の家や建築物の調査です。近隣の家や建物の写真撮影、測定などを行います。工事による影響で近隣の家や建築物に不具合や問題が生じることもあるため、それが本当に工事による影響だったのか、工事より以前からの物だったのかを確認するために調査・記録しておきます。

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