コンテナ建築入門
2023.12.16
一般的なユニットハウスとの比較。
建築方法との比較
ユニットハウスとは、建物の80%程度を工場で生産してから現場に運び、設置する建造物です。窓の位置やドアの位置はパネルを組み合わせることで好きな場所に設置することができます。大きな違いとしては、ユニットハウスは「軽量鉄骨造」、コンテナハウスは「重量鉄骨造」です。基準の違いは鉄骨の太さで、重量鉄骨は6mm以上、軽量鉄骨は6mm未満です。
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-ユニットハウスの住宅ローン「◎ ※無担保は、1,000万円まで」
-コンテナ建築の住宅ローン「◎」
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◆コンテナ建築は、住宅ローンを利用できます。ユニットハウスは、ローンを組める場合でも制限があります。
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-ユニットハウスの保険「◎」
-コンテナ建築の保険「◎」
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◆コンテナ建築も、ユニットハウスも火災保険を適用できます。
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-ユニットハウスの工期「約1ヶ月」
-コンテナ建築の工期「約3ヶ月」
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◆必要な工期は、コンテナ建築は、約3か月。ユニットハウスは、約1か月です。
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-ユニットハウスの間取りの自由さ「〇」
-コンテナ建築の間取りの自由さ「〇」
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◆コンテナ建築もユニットハウスも、サイズは決まっていて、その組合せで設計することになります。
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-ユニットハウスの法廷耐用年数「19~27年」
-コンテナ建築の法廷耐用年数「34年」
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◆コンテナ建築は、重量鉄骨造なのでユニットハウスより長いです。
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-ユニットハウスの快適性能「△」
-コンテナ建築の快適性能「◎」
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◆ユニットハウスとコンテナ建築とを比較した場合に、いちばん性能差が出るのが快適性能です。気密や断熱の性能については、コンテナ建築の方が高性能です。
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-ユニットハウスのメンテナンス「△」
-コンテナ建築のメンテナンス「◎」
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◆コンテナ建築は、メンテナンスをして何十年も使うイメージの建物ですが、ユニットハウスは、例えば、壁に傷んだ部分が発生した場合、その壁の部分のパーツを交換するといったややインスタントな使い方を想定された建物です。